国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、国の研究機関として農業や食品に関わる様々な研究を推進しています。
なかでも私たちは、農業害虫管理のための化学生態学にこの分野の黎明期から取り組んできた旧農業技術研究所の研究室をルーツとして、殺虫剤に過度に依存しない持続可能な農業の実現に少しでも貢献すべく研究を続けています。
筑波大学応用動物昆虫学研究室と協力し、連携大学院として大学院生も受け入れています。農研機構の様々な分野の研究活動を目の当たりにしながら学位プログラムを修習することができます。
大学院(博士前期課程:生物資源科学学位プログラム・博士後期課程:農学学位プログラム)の募集要項についてはこちらをご覧ください。
[Topics]
Awata Mayukaさんの修士論文がNatural Product Researchに掲載されました。ミカンヒメコナカイガラムシが生産するラバンデュリルエステル類の構造と機能を解明した研究成果です。これらの化合物はラベンダー香の成分としてよく知られるラバンデュロールのエステルです。ラベンダーとコナカイガラムシ類が同じ構造を全く別の目的で生産することを示しています。
[2026年5月]
Awata Mayukaさん(M2)が生物資源科学学位プログラムを修了されました。おめでとうございます。
[2026年3月]
原稿を寄稿した書籍『生き物と匂い・フェロモンの事典』(朝倉書店)が出版されました。
[2025年5月]
新規昆虫誘引物質に関する特許を出願しました(特願2025-002194)。Awata Mayukaさん(M1)の研究成果です。
[2025年1月]
天然香気研究会第2回大会で講演を行いました。
[2024年10月]
アザレアコナカイガラムシの寄生蜂がこの虫のフェロモンに誘引されることを示した論文がJournal of Chemical Ecologyに掲載されました。土着天敵利用技術の開発に役立つと期待されます。Sugawara Yumaさん(農研機構)の研究成果です。
[2024年2月]
ツマジロクサヨトウの新規フェロモン成分の発見に関する論文がEntomologia Experimentalis et Applicataの特集号に掲載されました。ツマジロクサヨトウは世界的に分布域を拡散しつつあり、近年最も注視されている害虫のひとつです。
[2023年7月]
アザレアコナカイガラムシの論文がJournal of Chemical Ecologyの表紙になりました。このグループの祖先種では、他のコナカイガラムシ類とは全く異なる構造(中鎖脂肪酸エステル)のフェロモンが進化したことを示唆する研究です。
[2022年8月]
筑波大学 昆虫機能制御学研究室 〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3 農研機構植物防疫研究部門内
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